注文住宅を建てる時、一番大切なのはイメージでしょう。自分たちが暮らしている姿を想像できるのが一番ではないかと思います。建てるべき住居のイメージを決めるためにお勧めの本・雑誌は、「123人の家」。大型本になりますが、タイトル通り123人の暮らしぶり、インテリアが写真メインで紹介されている本です。
編集はインテリアショップのACTUS(アクタス)。123人はアクタスで働いている人だったり、その知り合いだったり。つまりはインテリアに興味がある人の部屋を写しているわけです。そのため、おしゃれにこぎれいに暮らしている様子がわかります。中にはアパートっぽい感じの部屋もありますが、好きなものや気に入ったテイストの部屋にしていてその人のセンスの良さが伝わってきます。
注文住宅を建てる時、理想はいくらでもあるはずです。でも、全てが思い通りにいくわけではなく、住む家だって内装を低価格のものにしたりするかもしれません。ですが、センスさえあれば自分たちの好みに変えていきセンスよく素敵に暮らせるのがこの本からは伝わってきます。家とは最初からできあがっているわけではなくて自分たちで作り上げていくもの。そんなことが伝わってくる本です。