建売住宅などではまず見かけない、注文住宅だからこそ設置できる設備として上げられるのが屋上緑化です。
屋上緑化とはその名のとおり、建物の屋上や屋根などに植物を植えて緑化することです。
屋上や屋根の緑化の魅力としてまず挙げられるのはその断熱性です。
屋上への直射日光を防いで屋内の気温が上昇するのを防ぎ、冬場も屋上の緑が断熱材となって寒さを防いでくれます。
そのため、夏場の冷房や冬場の暖房の使用量を減らすことが出来るので、家計にも優しいです。
その他にもヒートアイランド現象の予防や環境の保全、省エネや植物の二酸化炭素を吸って酸素を出す性質か地球温暖化の改善にも貢献します。
屋上や屋根を緑化するには防水や防根などの処理が必要であり、それを怠ると建物自体を損傷することになります。
建売住宅を後から緑化するのには大幅な改装が必要になり、コストがかさみます。
そのため、注文住宅で最初から緑化を取り入れた住宅にすることが大切です。
また、自治体によっては屋上緑化に対する助成制度を設けているところもあります。
緑化のタイプによっては家庭菜園などとして活用することも可能であり、植物が持つ癒し効果から、屋上がより魅力的な場所になることは間違いないでしょう。