水道水に含まれている塩素の臭いが気になる人は浄水器を使えば取り除くか軽減させることができます。浄水器には「蛇口直結型」「ポット型」「ビルトイン型」など様々なタイプがありますが「据え置型浄水器」は浄水器をシンクの隅に据え置きの状態で使用します。蛇口の先に切り替えのレバーがついており、水道水の原水と浄水を切り変えて使うことができます。カードリッジの寿命が1〜2年と他のタイプの浄水器と比較して長いことから据え置型浄水器は家庭用浄水器として多く選ばれています。
現在、最も普及しているタイプの蛇口直結型浄水器と据え置型浄水器とを比較してみます。蛇口直結型の本体価格は高くて2万円なのに対し、据え置型は高くて5〜10万円(カートリッジは2千円程)と高めではありますが塩素臭を含め有害物質を除去する機能は大変高めであり、また除去能力(ろ過能力)も倍以上はあります。最近人気の商品は本体価格が5千円程の蛇口直結型浄水器と3〜7万円程の据え置型浄水器です。
覚えておきたいのは浄水された水は殺菌力がなくなるということです。据え置型浄水器の形状から水が出る口にカビなどが付きやすいので定期的に掃除をする必要があります。商品も様々ありますので浄水器自体を丸洗いできるものを選ぶと便利です。